二人の確執
タレントの中山秀征が２２日、ＴＯＫＹＯ ＭＸのバラエティー番組「バラいろダンディ」に生出演しました。３１年前のテレビ番組で共演したタレント・今田耕司との間に激しい確執があったことを告白しました。
中山は番組内で、「この男は生放送で俺を潰しに来ている」との題で今田との確執を説明しました。１９９３年、フジテレビ系深夜バラエティー「殿様のフェロモン」で今田とダブルＭＣを務めた際のエピソードを語りました。
同番組は今田にとって東京での初レギュラー番組だったといい、「私はこの時１４本目のレギュラーだったんです」と説明。「僕はテレビ的な、とにかくロープに振ったら力いっぱい返ってきて、相手の技もしっかり食らって、で、自分の技もかけられると、そういう訓練をしてきたわけですね。ところが今ちゃんは、プロレスで言えばＵＷＦスタイルだったんですよ。関節をいきなりオープニングで握られて、５秒後にはタップというですね。スタイルが全く違う」と、今田とのタイプの違いを語りました。
その上で「前段があったんですよ」とし、「番組が始まるにあたって初めまして同士だったんで、顔合わせ飲み会みたいなのがあって、その時に初めてだからって僕が（今田に）ビールを注いだ時に『結構です』って言われたんですよ」と告白。「この『結構』が『ビールが飲めない』じゃなくて、『お前のついだ酒は飲めない』っていう。そのぐらいの気持ちだったわけですね」とバチバチの関係性を明かしました。
今田耕司の上京時代
約31年前、フジテレビ系深夜バラエティー「殿様のフェロモン」で、中山さんと今田さんはダブルMCを務めていました。この番組は今田さんにとって東京での初レギュラー番組であり、中山さんは多方面で活躍していたタレントでした。
中山さんは「お酒も飲んだりしながら、みんなでワイワイ、楽しくやろう！」というスタンスで番組に出演していました。一方、大阪から上京したばかりだった今田さんは、共演者とほとんど話さず、楽屋の電気を消してシャドーボクシングを始めるなど、「毎回が戦いだ」とピリピリしたオーラを放っていたそうです。
再会そして和解
スタッフ内では「中山と今田は共演NG」との噂が流れ、番組終了以降は会うこともなかった2人。しかし、約20年ぶりに再会を果たしたのは、双方の飲み仲間であるザブングルの松尾陽介さんでした。ある日、今田さんと松尾さんが食事をしていたとき、「なんであの番組が終わったのか」という話になり、今田さんから「中山に会いたい」とオファーがあり、再会が実現しました。2人は当時を思い出しながら、お互いの思いを語り合ったそうです。
面白いエピソードですよね。中山さんと今田さんの確執と和解の物語は、長い年月を経て再会した友情の証でもあります。 😊
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