松本人志さんが名誉毀損で訴えを起こしていた「週刊文春」への裁判が取り下げられて1カ月が経過しました。
しかし、彼の表舞台復帰への道は依然として困難を極めています。
12月12日には、松本さんが関与していたフジテレビ系の情報バラエティ番組『ワイドナショー』と『だれかtoなかい』が来年3月で終了するとの報道もありました。
松本さん側は裁判を取り下げた背景に早期復帰への意向もあったとされていますが、スポンサーや視聴者からの厳しい意見があり、復帰は予想以上に難航しているようです。
過去の番組との関係性
松本さんが出演していた代表的な番組の状況を見ると、その立場は複雑です。
たとえば、『クレイジージャーニー』(TBS系)や『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送テレビ)ではオープニングの写真が外されています。
一方で、浜田雅功さんが出演を続ける『水曜日のダウンタウン』(TBS系)や『ガキの使いやあらへんで』(日本テレビ系)では、松本さんのイメージが引き続き使用されています。
こうした番組の対応にばらつきがある中、フジテレビの港浩一社長は「説明がないまま復帰するのは考えづらい」とコメント。
地上波復帰にはまだハードルが高いことを示唆しています。
復帰の候補:舞台とネット配信
松本さんの復帰については、さまざまなプランが浮上しています。
その一つが、2025年の年明け早々に大阪の『なんばグランド花月(NGK)』で、浜田さんとのダウンタウン漫才で活動再開するというもの。
しかし、1年間のブランクや発言が切り取られるリスクを懸念する声もあります。
もう一つの候補として注目されているのが、ネット配信での復帰です。
松本さんは以前からAmazonプライムビデオでバラエティ番組を展開しており、その形態が再び活用される可能性が高いと言われています。
有料番組であればファン限定の視聴が可能となり、世間からの反発も抑えられるとされています。
鍵を握る“幼なじみ”放送作家の存在
松本さんの復帰計画を支えるのは、地元の幼なじみで浜田さんとも親しい放送作家。
この人物は『ガキ使』『水ダウ』『ダウンタウンDX』など数多くの番組を手がけており、松本さんからの信頼も厚いとのことです。
現在、彼と共に慎重に復帰の道筋を描いているとされています。
復帰への期待と課題
松本さんの復帰プランは、舞台かネット番組か、いずれも世間の反応を見ながら進められています。
復帰にあたっては、過去の問題への説明や謝罪が求められる一方で、多くのファンがその姿を待ち望んでいることも確かです。
果たして松本さんはどのような形で芸能活動を再開するのでしょうか。
その動向に注目が集まっています。
松本さんの復帰への挑戦は、彼自身だけでなく、周囲の支援とファンの応援が大きな鍵となるでしょう。
次なる一歩に期待が高まります。
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