2025年4月9日、「中居正広氏の性暴力問題」に関連するフジテレビの調査において、お笑い芸人・石橋貴明がヒアリング対象となっていることが明らかになりました。
これは、週刊文春の電子版が報じた内容に基づくもので、波紋が広がっています。
■ フジの第三者委が石橋貴明へヒアリング打診
石橋さんの所属事務所によれば、フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があったことを公表しています。
第三者委の調査報告書において、中居氏に関する性暴力認定のほか、**「重要な類似事案(2)」**として記載されていたケースに関係しているとされ、文春はこの「有力な番組出演者」が石橋貴明さんだと伝えています。
■ 報道された“類似事案”の内容とは?
報告書に記された“類似事案(2)”の要旨は以下の通りです。
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フジ女性社員が男性社員に呼び出され、ある「有力な番組出演者」と会食
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途中で男性社員は離席し、2人きりに
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別の店舗に移動後、番組出演者が下半身を露出したとされる
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女性社員は危険を感じてその場を離脱
石橋さんの事務所は「セクハラがあったかどうかは分からない」としつつも、フジのヒアリング依頼に対応できなかった理由として、石橋さんが現在食道がんの治療準備に入っていることを説明しています。
■ 石橋貴明さんは今後どう対応する?
石橋さんは2025年4月3日、芸能活動の一時休止を発表。報道によれば、早期の治療に専念するため、今後数か月の活動は全てキャンセルされたとのこと。
このため、第三者委員会の調査にも現時点での協力は難しい状況だとされています。
■ 世間とネットの反応
ネット上では、
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「中居氏だけの問題じゃなかったんだ…」
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「10年前からこういう構造が続いていたなら、業界全体の問題では?」
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「石橋さんが関係しているのはショック…でも病気中の対応は大変そう」
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「なぜ今まで黙認されていたのか疑問」
と、番組制作現場における権力関係や女性社員の保護体制に関する議論が活発化しています。
■ 今後の焦点とまとめ
今回の一連の報道は、テレビ局のコンプライアンス体制そのものに対する警鐘とも言えるでしょう。
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フジテレビは再発防止策の具体的な実施を迫られる
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石橋貴明さんの対応と、第三者委員会による追加調査の進展
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メディア業界全体での「ハラスメント撲滅」の動き
中居氏の件からはじまった問題が、今後さらに他のタレントや制作陣に広がる可能性も否定できません。
「沈黙の構造」を打破できるかどうか──それが今、問われているのかもしれません。
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