U-23アジアカップ：U-23日本代表がカタールを4-2で破り、海外ファンからの批判が巻き起こる

U-23アジアカップ：U-23日本代表がカタールを4-2で破り、海外ファンからの批判が巻き起こる

日本時間4月26日、ジャシム・ビン・ハマド・スタジアムで行われたAFC U-23アジアカップで、U-23カタール代表とU-23日本代表が対戦しました。この試合で、カタールのGKユセフ・アブドルラハマン・バリヤディが危険なプレーでレッドカードを受け、一部始終が注目されています。

38分、U-23日本代表のMF松木玖生が左サイドからカタール最終ライン裏へロングボールを送り込みました。バウンドして高く上がったボールに細谷真大が全速力で追いかけましたが、U-23カタール代表のGKユセフは飛び出しジャンプしながらヘディングでクリア。しかし、リプレイ映像で見ると、ユセフはヘディングの際に右足で細谷の腹部を蹴り飛ばしていたため、VARが介入。80秒ほどのオンフィールドレビューの結果、主審はユセフにレッドカードを提示しました。選手たちは激しく抗議しましたが、判定は覆らなかった。

危険プレーの動画

この危険プレーの動画はSNSで拡散され、日本とカタール以外のファンたちも反応しています。「カタールはまだ審判が支配下にあると思っていたのか」「審判は賄賂を断ったな」「勇敢な審判だった」「このGKのせいで負けた」「レッドカードは当然」「少林サッカーか」「意図的に見える」「ホスト国だからといって許されない」などのコメントが寄せられています。

まとめ

試合は結局、延長戦の末にU-23日本代表が勝利しました。一方で敗れたU-23カタール代表のパリ・オリンピック出場の可能性は消滅しました。U-23日本代表は日本時間4月30日の準決勝（イラク対ベトナムの勝者）に勝てば、オリンピック出場が決まります。パリ五輪出場権は今大会の1〜3位に与えられ、4位はアフリカ大陸とのプレーオフに回ります。