フジテレビの渡邊渚 元アナウンサーの姿勢や、元タレントの中居正広さんを取り巻く問題についての記者コラムが注目を集めています。
10時間にも及ぶフジテレビ幹部の会見をあなたはどう受け止めましたでしょうか?
2022年末から報じられていた中居さんの彼女へのトラブルは、明確な否定がなされないまま、彼の芸能界引退という結果に至りました。
しかし、フジテレビがトラブルを認識していながらも中居さんを起用し続けた背景には、多くの疑問が残ります。
中居さんの努力と成功、そして転落の過程
中居さんは「天才」ではなく「努力の人」として知られ、SMAP時代から司会者としての地位を確立するためトーク技術を磨き続けました。
グループ解散後は司会業を本業とし、多くのバラエティ番組で活躍しました。
しかし、2022年の病気療養と今回のトラブルにより、そのキャリアは途絶える形となりました。
問題視されるフジテレビの対応
今回のコラムでは、特にフジテレビの対応が問題視されています。
中居さんのトラブルを知りつつ、視聴率や番組への影響力を理由に起用を継続した点が疑問視されています。
「性的トラブルが深刻なものであれば、被害者に近い立場である企業やスタッフは『許せない』と感じるのが自然ではないか」
渡邊渚アナのような女性社員が、中居さんの起用に対して疑問を持ったとしても、それがどこまで反映されるかは不透明です。
テレビ業界における「力のある人」への忖度
記事は、テレビ業界における「力のある人」「利益をもたらす人」への忖度が、不祥事をもみ消す背景になっている点を指摘します。
過去には「後援者が動いてトラブルを表沙汰にしなかった」という例も挙げられており、中居さんのケースもその一部だと見る向きがあります。
今後の焦点:再発防止と責任の明確化
1月27日に行われ、未だに払拭しなかったフジテレビの再度の会見では、こうした問題への対応策や、今後の責任追及のあり方が問われることになります。
まだまだ視聴者や被害者の立場をより重視した透明性のある対応が求められています。
テレビ業界がこうした問題をどう改善し、再発防止に向けて動くかが、今後の大きな焦点となるでしょう。
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