渡部建さんの不祥事から5年、家族と仲間に支えられた“くいしんぼ広場”の物語です。
1. はじめに:あの“騒動”から5年
2020年6月のスキャンダルから5年──
一度はすべてを失いかけた男、アンジャッシュ・渡部建さんが、自ら主宰する**「くいしんぼ広場」**の大型オフ会で再出発の姿を見せました。
2. 渡部建、グルメの場で再起動
都内新宿の人気寿司店「有楽町かきだ」で開催された**「100人オフ会」**。
全国から集まった約130人と直接交流しながら、彼はこう語りました。
「自粛中は、もうこういう会は2度とできないと思っていました。」
ネット告知はせず、口コミだけで集まった700人以上の会員。
月1回の小規模オフ会が抽選になるほどの人気に。
3. 「離婚も覚悟」だった日々、救いの言葉
騒動直後、渡部さんは“すべてを失う覚悟”だったと振り返ります。
「仕事も家族も失うだろうと思っていました。」
しかし、妻・佐々木希さんが渡部さんにかけた言葉が、再起の原動力となりました。
「怒りはあったけど、その感情を抱いていたら自分のことを嫌いになりそうだ」
そして「家族で一から頑張っていこう」と復帰を後押ししたのです。
4. 静かに支えた妻・佐々木希の存在
騒動後、テレビ出演やバラエティにも出演し、家庭を支え続けた佐々木さん。
「“お父さんは失敗したけど逃げずに挑戦した”と言えるように生きたい」
と語る渡部さんの言葉には、夫婦の再構築の苦悩と努力がにじみます。
5. 仲間と食がくれた“生きる力”
仕事を失い孤独に陥った日々の中で、飲食店関係者の支援が彼の心を救いました。
- 「休みの日でも店を開けるから食べに来なさい」
- 「家にいるなら豊洲で手伝いなさい」
- 「魚を食べて家族で元気出せ」
と、惜しみない支援があったといいます。
6. コミュニティ「くいしんぼ広場」の挑戦
現在、渡部さんが力を入れるのは「食」を通じたつながり作り。
- ネットではなく、“信頼できる人からの口コミ”が最高の情報
- 食ジャンルごとにスペシャリストが集まる交流の場
- 地方の名店から町中華まで、ジャンルを超えたグルメネットワーク
「『食べたいなら、くいしんぼ広場だよね』と言われる場にしたい」
7. “永久追放”の覚悟とこれから
「次にスキャンダルを起こしたら、永久追放」
渡部さんは常にその覚悟で生きているといいます。
今では「若手芸人時代のように、120%で全力投球する」と語り、
グルメとお笑い、そして家族への恩返しに全力を注いでいます。
🌸おわりに:信頼を築き直す道のり
失った信頼を取り戻すのは簡単ではない。
でも、それでも「もう一度、挑戦したい」と立ち上がる姿には、
人としての誠意と覚悟が垣間見えました。
「くいしんぼ広場」という温かい場で、
食を通じた再出発が静かに広がり始めています。
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