清原の長男、慶大・清原正吾は「西武が指名」の可能性

清原正吾、清原和博の長男として期待される彼が、東京六大学野球で見せた成長と今後の可能性についてご紹介します。

## 1. 遅咲きのスター: 清原正吾の成長

慶応大学4年生の清原正吾は、東京六大学野球の今春のリーグ戦で初めて一塁手のベストナインに選ばれました。遅咲きではありましたが、大きく花開いた瞬間です。

清原正吾は2年秋にリーグ戦初出場、3年春にスタメン出場を果たしましたが、その後の秋はベンチ入りできませんでした。しかし、心折れることなくBチームの4番で力を磨き続け、今年の春季リーグで遂に4番に抜擢されました。

春季リーグの開幕戦では、東大戦で中越え適時二塁打を放ち好スタートを切りました。また、立大戦や早大戦でも勝負強さを見せ、リーグ戦13試合で打率.269、チーム最多の7打点を記録しました。この成績が評価され、ベストナインに選ばれました。

プロスカウトは「清原正吾の打撃には柔らかさがあり、逆方向への伸びが父親と重なる」と評価しています。しかし、「上半身と下半身の連動が不足しており、パワーがボールに伝わっていない」とも指摘され、実戦経験の不足が課題となっています。

清原正吾は中学時代にバレーボール、高校時代にはアメリカンフットボールに打ち込んでおり、野球から6年間離れていました。それでも慶応大学野球部で4年生になってレギュラーを掴んだ彼の身体能力と精神力は、今後の大きな成長を期待させます。

パ・リーグ球団の編成担当者は、「清原正吾を見ると新井貴浩を思い出す」と言います。球に食らいつく姿勢や長距離砲としての可能性が共通点です。新井監督も大学時代は無名でしたが、プロで大活躍しました。

新井監督は駒大で無名の存在でしたが、プロ入り後は通算319本塁打を記録するなど球界を代表するスラッガーとなりました。清原正吾にも、猛練習を通じて才能を開花させる可能性があります。

清原正吾がプロでプレーする可能性がある球団として、ソフトバンクや西武が挙げられます。ソフトバンクは4軍制を敷いており、実戦経験を積む環境が整っています。また、西武は強打者の育成に長けており、父親の清原和博もプレーした球団です。

清原和博が西武にドラフト1位で指名された1985年から39年後の今秋、清原正吾がどの球団に指名されるのかが注目されています。評価を高めるためにも、今秋のリーグ戦でのさらなる活躍が期待されています。

清原正吾の成長と未来への期待は、彼自身の努力と才能によって大きく広がっていくでしょう。今後の活躍に注目です。

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