X JAPANのリーダーであり、作曲家・ピアニスト・ドラマーとして多面体の活動を続けるYOSHIKI。
2023年のクラシカル世界ツアー以降、歴史的会場のヘッドライン公演、ハリウッドの殿堂入り、米MLBでの国歌演奏、そしてTIME100選出と、まさに“世界基準”での評価が加速しています。
本記事では、この世界的快進撃のロードマップを一気読みできるように整理しました。
まずは要点(2025年)
- TIME100(2025)に選出。世界的影響力の証明。
- 11/20:サウジ・アルウラのユネスコ世界遺産「ヘグラ」でスペシャル公演予定(キャンドルライト・コンサート)。
- 近年実績:ドジャースタジアムで米国歌をピアノ演奏、TCLチャイニーズ・シアターの手形足形、ロイヤル・アルバート・ホール/カーネギー・ホールほか歴史的会場でクラシカル公演。
※本記事の「出典」は文末に一覧化しています。最新発表が出た場合は適宜更新を。
2025年のハイライト
TIME100に選出(Artists / Icons)
2025年4月、米TIME誌の「The 100 Most Influential People」にYOSHIKIが選ばれました。音楽・映画・ファッションを横断する活動が国際的に評価された形です。
世界遺産ヘグラでのキャンドルライト公演(11月20日)
サウジアラビア・アルウラにあるユネスコ世界遺産「ヘグラ」で特別公演を開催予定。2,000年前のナバテア遺跡を舞台に、歴史と音楽が交差する一夜になる見込みです。
2023–2024年:快進撃の下地になった出来事
MLB・ドジャースタジアムで米国歌をピアノ演奏(2024/4/17)
ロサンゼルス・ドジャース vs ワシントン・ナショナルズ戦の試合前式典で、ピアノによる米国歌を披露。現地でスタンディングオベーションが起き、米メディアでも話題に。
Variety「International Achievement in Music」受賞(2024/12/7)
米エンタメ誌Varietyの音楽アワードで国際功労賞にあたるタイトルを受賞。ハリウッド業界内の評価が可視化されました。
TCLチャイニーズ・シアターの手形足形(2023/9〜2024/1)
ハリウッドの名所TCL Chinese Theatreで、手形・足形のセレモニーが実現。日本人として歴史的な栄誉となりました(2024/1に除幕)。
クラシカル・ワールドツアー(2023)
Yoshiki Classical 10th Anniversary World Tour with Orchestra “Requiem”を開催。ロンドンRoyal Albert Hall、LADolby Theatre、NYCarnegie Hallと、歴史的会場をヘッドラインで連続公演。クラシックとロックの越境表現を世界規模で示しました。
なぜ世界で刺さるのか(3つの理由)
- ジャンル横断の作家性:ロック/クラシック/映画音楽まで、旋律とダイナミクスで普遍性を担保。
- “会場”を語る演出:歴史的ホールや世界遺産など空間の物語と音楽を結び付ける設計。
- グローバル・コラボ力:海外メディアやアワードとの接続が強く、話題が世界同時化しやすい。
今後のチェックポイント
- 11/20 ヘグラ公演:演目・ゲスト・映像配信の有無に注目。
- クラシカル系の次回企画:歴史的会場での継続公演や録音物の展開。
- 映画/ファッション領域:ドキュメンタリー以降の映像プロジェクト、メゾンとの新コラボ。
まとめ
YOSHIKIの「世界的快進撃」は、単発のバズではなく場(会場・文脈)づくりと国際評価が噛み合った結果です。
2025年はTIME100選出に加え、世界遺産ヘグラという新たな“物語の舞台”へ。音楽と場所のケミストリーが、どこまでスケールするのか——要注目です。
References(表示用)
- TIME100選出(2025)
- ヘグラ(ユネスコ世界遺産)での公演発表
- ドジャースタジアム国歌(2024/4/17)
- Variety 国際功労賞(2024/12/7)
- TCLチャイニーズ・シアター手形足形(2023-24)
- クラシカル世界ツアー(2023)
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